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ドライフラワーの捨て方&リメイク術|最後まで楽しむ方法

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2025/04/24 blog

ドライフラワーの捨て方&リメイク術|最後まで楽しむ方法

お気に入りのドライフラワー、気がつけば色褪せていたり、花びらが落ちていたり。「そろそろ処分かな」と思いながらも、なかなか捨てられない——そんな経験、ありませんか?

この記事では、ドライフラワーの処分方法とともに、手軽にできるリメイクアイデアをご紹介します。あなたの手元にある花たちが、もう一度輝くヒントになるかもしれません。

まずは状態をチェックしてみよう

古くなったドライフラワー2
処分する前に、まずはお花の状態をよく観察してみましょう。意外と「まだ使える!」と感じる部分が残っているかもしれません。

色あせ:時間の経過とともに色が薄くなるのは自然なこと。でも、それがかえってアンティーク風の魅力になることもあります。

花びらの落下:少し花びらが落ちてしまった程度なら、リメイクの材料として活用できます。気になる場合は、掃除機などで優しく取り除いてください。

虫の発生:湿気や保存環境によっては、虫がついてしまうことも。虫やその痕跡がある場合は、無理にリメイクせず、早めに処分しましょう。

「これはもうダメかも」と感じたとしても、パーツごとに見ればリメイクの素材になることも。捨てる前に、ひとつひとつ見直してみるのがおすすめです。

しかし、以下のような状態になったら、交換や処分を検討するタイミングです:
・色が極端に褪せている
・カビが発生している
・埃が目立つようになった
・花びらや葉が劣化して崩れ始めている
・虫が発生している

簡単で楽しい!ドライフラワーのリメイク術

「せっかくだから、別の形で楽しみたい!」という方におすすめの、初心者でもできるリメイク方法をご紹介します。

リースにして玄関や壁を彩る

ドライフラワーのリース
くすんだ色合いが逆に味になるドライフラワー。リース台にグルーガンで貼りつけるだけで、ヴィンテージ感たっぷりのおしゃれなリースに変身します。木の実やリボン、ドライフルーツなどを加えると、季節感もプラスできます。

作り方のステップ:
1. 茎をカットして花材を整理する
2. リース台に大きめの花から配置していく
3. 小花や葉で隙間を埋める
4. グルーガンでしっかり固定する

材料は100円ショップや手芸店で手に入るので、気軽に始められます。

ミニボトルアートで癒しの空間に

ボトルフラワー
細かくなった花びらや壊れたパーツは、ガラス瓶に詰めるだけでおしゃれな標本風オブジェに。棚やデスクに並べれば、ふとした瞬間に心を和ませてくれます。アロマオイルを1滴加えれば、ほんのり香りも楽しめます。

アロマワックスサシェに

アロマワックスサシェ
火を使わないので、安心して楽しめるアロマワックスサシェ。ドライフラワーの繊細な美しさを閉じ込めて、オリジナルのサシェ作りを楽しんでみましょう。

それでも処分するなら|ドライフラワーの手放し方

古くなったドライフラワー
どうしても使い道が見つからない、状態が良くないという場合は、次のような方法で感謝を込めて手放しましょう。

燃えるゴミとして処分

ドライフラワーは植物性のため、基本的に「可燃ごみ」として捨てることができます。ただし、花束やアレンジメントにはワイヤーやリボンが使われていることが多いので、素材別に分別しましょう。
・ワイヤーやリボンなどの装飾は外し、花材は細かく分解して可燃ごみへ。
・プリザーブドフラワーは薬品処理されているため、自治体のルールを確認してください。

土に還す

ナチュラルな方法として、庭の土に埋めるのもおすすめです。花束をばらして土に混ぜ込むように埋めると分解が早まります。
ただし、染料などが土壌に影響する可能性もあるため、心配な場合は自治体の指示に従いましょう。

お寺で供養

「ありがとう」の気持ちを込めて、お寺でお焚き上げしてもらう方法もあります。引き取ってくれる寺院もあるので、事前に問い合わせてみましょう。

ドライフラワーとの、やさしい付き合い方

ドライフラワーのレジンアート
ドライフラワーの美しさは、飾って楽しむだけでなく、役目を終えるその先にも広がっています。処分のタイミングを見極め、正しい方法で手放すことも、リメイクで新しい命を吹き込むことも、どちらも“花を大切にする”という思いのあらわれです。

最近では、ドライフラワーを使ったアクセサリーやキャンドル、レジンアートといった新しい形の楽しみ方も増えています。色褪せや劣化も「味わい」と捉えれば、表現の幅はぐっと広がります。

さらに、土に還して堆肥にするなど、自然とつながる循環型のライフスタイルを取り入れる人も少なくありません。「飾る → 再利用 → 自然に還す」という流れは、サステナブルな暮らしのヒントにもなります。

ドライフラワーは、そのまま捨ててしまうには惜しいほどの魅力を持っています。ほんの少しの工夫で、もう一度楽しむ時間が生まれ、暮らしに彩りを添えてくれます。
あなたの大切な一輪が、最後まで美しく輝きますように。

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