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古くなったドライフラワーを蘇らせる方法:初心者でもできる簡単ステップ

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2025/02/13 blog

古くなったドライフラワーを蘇らせる方法:初心者でもできる簡単ステップ

古いドライフラワー
長い間室内を彩ってくれていたドライフラワー。しかし、時間の経過とともに色あせたり、ほこりが積もったりすることがあります。

そんな古くなったドライフラワーも工夫次第で蘇らせることが可能です。この記事では、初心者でも簡単にできるドライフラワーの復活法を説明します。

ドライフラワーの劣化ポイントと原因

ばらしたドライフラワー
主な劣化ポイント
1.色あせ
直射日光や長期間の放置で色が褪せてしまうことがあります。
2.ほこりの蓄積
長い間飾っていると、花にほこりが溜まることがあります。
3.形の崩れ
取り扱いや保管状態によって形が崩れることも。
4.脆くなる
花びらや茎がパリパリになり、崩れやすくなります。
5.カビの発生
湿気を吸収しすぎると、表面にカビが生えることもあります。

劣化の主な原因
1.紫外線
長時間日に当たると、花の色素が分解されて退色しやすくなります。
2.湿気
湿度が高いと、花材が水分を吸収して柔らかくなり、カビやべたつきが発生します。
3.ホコリや汚れ
空気中のホコリが付着すると、色がくすんだり、質感が悪くなります。
4.風通しの悪さ
こもった空気の中では湿気やカビが発生しやすく、花の傷みが加速します。
5.触りすぎや衝撃
ドライフラワーは繊細なため、頻繁に触ると花びらや茎が割れたり崩れたりします。

蘇らせるためのステップ

ドライフラワーを蘇らせる

1.色を取り戻す方法

染色を行う
ドライフラワー専用のスプレーカラーを使用して、ドライフラワーに新たな色を吹きかけることで、鮮やかさを取り戻せます。透明なスプレーオイルを使うと、色が持続しやすくなります。

自然色を生かす
自然な色合いが好みの場合、透明オイルスプレーを軽く吹きかけることでツヤを出し、色を引き立てることができます。
また、ラベンダーやバラなどは、軽く湿らせた布で優しく拭くことで、表面のホコリを取り除き、自然な風合いを取り戻せます。飾り方を工夫し、濃い色の背景と組み合わせると、色のコントラストが際立ち、より鮮やかに見せることができます。

2.ほこりを取り除く方法

ドライフラワーの手入れ

やわらかいブラシを使用
メイク用のソフトブラシを用意し、優しくほこりを払います。
ブラシを使う際は、花びらや茎を傷めないように優しくなでるように動かし、ほこりを払います。特に繊細な花は、逆さにして軽くたたきながらブラシを使うと、自然にほこりが落ちやすくなります。強くこすらず、花の形を崩さないように丁寧に行うことがポイントです。

ブロアーやドライヤーの活用
カメラのブロアーやドライヤー(冷風)を利用して、優しく花びらの隙間のほこりを吹き飛ばします。
勢いが強すぎると花が傷むので注意が必要です。ドライヤーを使う場合は、冷風モードに設定し、30cm以上離して優しく風を当てます。温風は花材を劣化させる恐れがあるため避けましょう。仕上げに柔らかい筆で表面をなでると、よりきれいに仕上がります。

3.形を整える方法

スチーマーを使用
型崩れしたドライフラワーは、スチームアイロンを使って形を整えることができます。アイロンを低温に設定し、ドライフラワーの上に当てます。このとき、直接触れずに、少し浮かせるようにして当てるのがコツです。スチームの熱と湿気で、ドライフラワーが柔らかくなり、形を整えやすくなります。
ただし、蒸気を直接当てすぎると花が崩れる可能性があるため、注意が必要です。

スプレーのりで補強
スプレータイプののりを軽く吹きかけることで形を固定できます。
スプレーのりを少量、花びらや葉に軽く吹きかけてから、乾いた状態で形を整えましょう。のりが乾いた後は、花の形がしっかり固定され、長持ちします。作業は風通しの良い場所で行い、のりが均一に広がるように注意してください。初心者でも簡単にできる手軽な方法なので、ぜひ試してみてください。

おすすめのリメイクアイディア

ドライフラワーのボトルアレンジ
ボトルアレンジにする

古くなったドライフラワーは、ボトルアレンジで素敵に蘇らせましょう。空き瓶に花材を詰めるだけで、おしゃれなインテリアが完成します。まず、傷んだ部分を取り除き、きれいな花を選びます。次に、バランスを考えながら瓶の中に丁寧に配置し、ナチュラルな雰囲気に仕上げます。
最後に、ビーズやリボンを加えると華やかさがアップ。光に透ける美しさを楽しめるので、玄関やデスクのアクセントにぴったりです。初心者でも簡単に作れるリメイク方法です!

キャンドルホルダーの装飾
古くなったドライフラワーを活かす方法の一つが、キャンドルホルダーのデコレーションです。透明なガラスホルダーの外側に、押し花にしたドライフラワーを貼り付けると、火を灯した際に幻想的な光が広がります。接着にはデコパージュ用の専用糊を使うと美しく仕上がり、耐久性もアップ。ナチュラルな麻ひもを巻けば、さらに温かみのある雰囲気に。シンプルなインテリアにも映えるため、初心者でも気軽に楽しめるリメイクアイデアです。

メンテナンスのポイント

ドライフラワーのメンテナンス

①ドライフラワーを長持ちさせるためには、定期的なケアが大切です。色あせを防ぐために、直射日光を避け、時々飾る位置を変えましょう。また、透明オイルスプレーを軽く吹きかけるとツヤが出て、色が引き立ちます。

ほこり対策として、柔らかいブラシやブロアーを使って優しく払い、ドライヤーの冷風で花びらの隙間のほこりを取り除きましょう。

形の崩れが気になる場合は、スチームアイロンの蒸気を軽く当てて整えたり、スプレーのりで補強すると美しさを保ちやすくなります。

④さらに、湿気対策も重要です。高湿度の場所は避け、除湿剤を活用するとカビの発生を防げます。

日々のメンテナンスを心がけることで、お気に入りのドライフラワーを長く楽しむことができます。

まとめ

古くなったドライフラワーも少しの工夫で新しい命を吹き込むことができます。初心者でもできるこれらの方法を試して、お気に入りのドライフラワーを再び美しく蘇らせましょう。

また、定期的なメンテナンスを心掛けることで、その美しさを長く楽しむことができます。お部屋のインテリアとして、ドライフラワーの新たな魅力を再発見してみてください。

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