この記事では、「せっかく素敵なドライフラワーを飾っているのに、写真でうまく伝わらない…」というあなたへ向けて、スマホ1台で“映える写真”を撮るコツを、わかりやすくお伝えします。
写真が上手に撮れるようになると、部屋の中の「好き」や「ときめき」を、人にシェアしたくなる。
日常の中にある、ほんの少しの美しさに気づく目も育ちます。
今この記事を読んでいるあなたに、そんな“花時間の楽しさ”がもっと届きますように。
ドライフラワーの魅力は、光の当たり方によって生まれる陰影と透け感。
スマホ撮影でまず大切にしたいのは、「どんな光の中で撮るか」です。
おすすめは、午前中か夕方の“柔らかい自然光”。
直射日光ではなく、カーテン越しに差し込む光の方が、花の表情をやさしく映し出します。
■ポイント:逆光も試してみよう
逆光で撮ると、花びらのふちがふわっと光って、まるで絵画のよう。
スマホの画面をタップしてピントを合わせ、露出(明るさ)を指で調整すると、白飛びせずナチュラルな仕上がりに。
■おすすめの場所:
・白いカーテン越しの窓辺
・曇りの日のベランダや玄関前
・木漏れ日のあるテーブル
写真の中に「余白」があると、ぐっと洗練された印象になります。
被写体(花束やリースなど)を画面の中央に置かない、というのがポイント。
■三分割法を意識しよう
スマホ画面を縦横に三分割して、交点のどこかに主役の花を置く。すると、自然と視線が引き込まれ、プロっぽい構図になります。
さらに、背景には主張しない素材感が◎。
リネン、木目、石目、生成りの布、アンティークな本などはドライフラワーと相性抜群です。
■余白は、余裕。背景は、空気感。
一歩引いて撮ると、世界観がふわっと伝わる写真になります。
上から、斜めから、真横から…
いろんな角度で撮ってみると、まるで違う花のように見えることもあります。
■角度別おすすめシーン:
・真上から:全体の色合い・バランスを見せたいとき(花束・リース・ボックスフラワー)
・斜め45度:立体感を引き出したいとき(スワッグ・アレンジメント)
・真横から:ラッピングや茎の動きを生かしたいとき
・逆さスワッグを下からあおる:まるで吊るされたインスタレーションのように!
自分だけの“ベストアングル”を探す時間も、ドライフラワーとの対話です。
写真を見たとき、どこに目線が行くかは「ピントの位置」で決まります。
■一番見せたい部分をタップ!
スマホ画面で、主役の花(たとえばカーネーションの中央)をタップすると、そこにピントが合い、他の部分が自然にぼけてくれます。
iPhoneの「ポートレートモード」、Androidの「背景ぼかし機能」なども活用すると、まるで一眼レフで撮ったような質感になります。
撮った写真をほんの少し調整するだけで、仕上がりが見違えます。
ここで大切なのは、“盛る”のではなく、花の自然な色を引き出すこと。
■編集アプリやスマホ内蔵機能で以下を微調整:
・明るさ(少しだけ上げる)
・コントラスト(少しだけ下げるとやわらかく)
・彩度(原色すぎないように)
・シャドウ(少し上げて、ディテールを出す)
■花が持つ“くすみ感”や“透明感”を壊さないことがカギ。
「美しく見せる」よりも、「そのままの美しさを伝える」気持ちで。
花だけでも美しいけれど、シーンを想像できる写真はもっと心を動かします。
■たとえば:
・紅茶のカップと花束:ほっとひと息の午後
・誕生日カードとリース:誰かを思う優しさ
・古書とアンティークキー:物語の1ページみたいな世界
・リネンの上に花瓶:ナチュラルな暮らしの一部
「この写真、なんか好き」と思われるのは、技術よりストーリー性だったりします。
ドライフラワーは、時間とともに色がゆっくりと変化していきます。
その「変わっていく美しさ」こそが、生花にはない最大の魅力。
だからこそ、“いまこの瞬間”の美しさを写真に残すことは、とても豊かな体験です。
あなたの手元のスマホで、その魅力はちゃんと伝えられます。
コツを知って、ちょっと意識するだけで、ぐっと“伝わる写真”に変わっていくのです。
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