花図鑑:ドライフラワーに向いている花とその特徴 | ドライフラワー専門店カロンドライフラワー

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花図鑑:ドライフラワーに向いている花とその特徴

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2025/01/16 blog

花図鑑:ドライフラワーに向いている花とその特徴

ドライフラワーは、インテリアや贈り物として人気があります。その理由は、生花とは異なり長期間美しさを楽しむことができ、扱いも簡単だからです。今回は、ドライフラワーに向いている花とその特徴を詳しく紹介します。初心者の方でもわかりやすく解説しますので、ぜひご参考にしてください。

ドライフラワーに向いている花の特徴

ドライフラワーにぴったりな花にはいくつかの共通点があります。

1.水分が少ない
水分量が多い花は、乾燥過程で形が崩れやすかったり、色がくすんでしまうことがあります。ドライフラワーには水分が少ない花が最適です。

2.色が濃い
乾燥することで色が薄くなることがあるため、元の色が濃い花は美しいドライフラワーになります。

3.形がしっかりしている
花びらや茎が丈夫であることは、乾燥しても形を保つために重要です。

ドライフラワーに向いている具体的な花4選

ラベンダー

ラベンダー
【特徴】
ラベンダーは、鮮やかな紫色と爽やかな香りが特徴のドライフラワーです。乾燥後も香りが長持ちするため、観賞用だけでなくアロマとしても親しまれています。茎が細く乾燥しやすい性質があり、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
また、花が散りにくく形を保ちやすいことから、ドライフラワー初心者や手作りを楽しむ人に最適です。保存状態が良ければ、色味や香りを長期間楽しむことができます。ナチュラルな風合いがインテリアやギフトにもよく合います。

【活用例】
ラベンダーのドライフラワーは、インテリア装飾や香りを楽しむアイテムとして幅広く活用されています。スワッグやリースに加えると、ナチュラルで優しい雰囲気を演出。小分けにしたサシェはクローゼットや引き出しに入れることで、衣類や空間に心地よい香りをプラスできます。
また、瓶に詰めて飾るだけでもおしゃれなインテリアに。さらに、ポプリやアロマスプレーの材料としても活用され、日常生活に癒しをもたらすアイテムとして人気です。

バラ

バラ
【特徴】
ドライフラワーにしたバラは、その華やかな形と豊かな色合いを長く楽しめるのが魅力です。乾燥させることで生花とは違うアンティーク調の落ち着いた雰囲気が生まれ、どんなインテリアにもマッチします。特に赤やピンクは色持ちが良く、鮮やかさをキープしやすい一方、淡い色のバラはニュアンスカラーとして優しい雰囲気を演出します。
ドライ加工の過程で花びらが繊細になるため、丁寧に扱うことがポイントです。個性豊かな仕上がりが楽しめるため、初心者にもおすすめです。

【活用例】
ドライフラワーにしたバラは、多用途に活用できます。壁掛けのリースやスワッグでは、主役として存在感を放ちます。小さな花瓶に一輪挿しにするだけでも、エレガントなアクセントに。また、ブーケやギフトボックスの装飾に使用すれば、特別感をプラスできます。
さらに、透明なガラスドームに入れれば、おしゃれなインテリアオブジェとしても楽しめます。ドライバラを使うことで、空間に上品でロマンチックな雰囲気を取り入れることが可能です。

スターチス

スターチス
【特徴】
スターチスは、鮮やかな色と小花が集まった独特の形が魅力的なドライフラワー向きの花です。乾燥しても色あせにくく、花びらが紙のような質感を保つため、長期間美しい状態で楽しめます。ピンク、紫、黄色などの豊富なカラーバリエーションも人気の理由の一つ。
特に初心者でも扱いやすく、簡単にドライフラワーに加工できるため、多くのフラワーアレンジメントに活用されています。耐久性が高いことから、インテリアやギフトに最適な花材です。

【活用例】
スターチスは、色鮮やかな花材として、さまざまな場面で活躍します。リースやスワッグ、花束に取り入れることで、作品にアクセントを加えることができます。特に、シンプルなグリーンとの相性が良く、ナチュラルな雰囲気のインテリアにぴったりです。
また、長持ちするため、ウェディングブーケや記念日のプレゼントとしても人気です。
さらに、カラフルな色味を生かし、キャンドルやガラスドームのデコレーションとしても使用されるなど、多彩なアレンジが可能です。

千日紅(センニチコウ)

千日紅(センニチコウ)
【特徴】
千日紅は、鮮やかな丸い花姿が特徴のドライフラワー向けの植物です。自然乾燥で色落ちしにくく、赤やピンク、白などの鮮やかな色合いを長期間楽しめます。茎が細く軽量で扱いやすいことから、初めてドライフラワーを作る方にもおすすめです。
また、乾燥しても形が崩れにくく、耐久性が高いのも魅力の一つです。小ぶりで可愛らしいフォルムが、他の花材との相性も良く、インテリアに彩りを与えてくれます。

【活用例】
千日紅はそのカラフルな色味と小さな花姿から、多用途に活用できるドライフラワーです。ガーランドやスワッグなどのインテリアアイテムとして飾るのはもちろん、リースやミニブーケのアクセントにも最適です。また、ガラスドームに詰めたアレンジメントや、キャンドルデコレーションの素材としても人気があります。
さらに、ギフトラッピングの飾りとして添えることで、特別感を演出することができます。千日紅を使った手作りアイテムで、空間を華やかに彩りましょう。

ドライフラワーを作る方法

ドライフラワーを作る方法はいくつかありますが、代表的な作り方をひとつご紹介いたします。

1.花を選ぶ
上記で紹介したような花を選択します。色がきれいで茎がしっかりしているものを選ぶと良いでしょう。

2.余分な水分を拭き取る
乾いたタオルで花についた余分な水分を拭き取ります。

3.逆さまに吊るす
風通しが良く、直射日光の当たらない場所で花を逆さまに吊るして乾燥させます。

4.乾燥を確認する
花がカサカサとした手触りになり、しっかり乾いているか確認します。

※詳しい作り方は別記事でご紹介しています。
【専門店スタッフが伝授】自宅で簡単ドライフラワーの作り方4選

お手入れのポイント

✓ 直射日光を避ける
日光に長時間当たると色あせの原因になります。暗めの場所で飾るのがおすすめです。

✓ 湿気を防ぐ
湿度が高い場所に置くとカビや劣化の原因になります。風通しの良い乾燥した場所で保管しましょう。

✓ 埃をやさしく取り除く
ドライフラワーは繊細なため、柔らかいブラシやドライヤーの冷風モードで軽く埃を払うと良いです。

✓ 触れすぎない
花びらや茎が壊れやすいため、頻繁に触れたり移動させたりしないようにしましょう。

✓ 定期的な交換を検討する
時間が経つと劣化してしまうため、見た目に変化が出てきたら新しいドライフラワーに交換するのも一つの方法です。

まとめ

ドライフラワーは、その自然な美しさと長持ちする特徴から、忙しい日々の中でも気軽に楽しめるフラワーアイテムです。手間がかからないため、花のある暮らしをもっと手軽に取り入れたいという方には最適です。

また、インテリアのアクセントや贈り物としても活躍します。ぜひあなたの暮らしの中にも取り入れて、花がもたらす癒しと安らぎを感じてみてください。

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