前回の【前編】では、Calon DRY FLOWERにおいて特に選ばれている花束の特徴や、スタッフも驚いた意外な選び方についてご紹介しました。
> 【前編】の記事はこちら
今回の【後編】では、
・思わず目を引く花束のポイント
・スタッフの印象に残るお客様のエピソード
を通じて、花束選びに込められた“想い”や背景にあるストーリーを深掘りします。
銀座・有楽町に店舗を構えるCalonは、日々多くのお客様が大切な方への贈り物として花を選びに訪れます。
「おめでとう」「ありがとう」「大切に思う気持ち」——
言葉にしづらい感謝や想いも、花束を通じて自然に伝わるのがCalonの強みです。
スタッフは、お客様の大切な気持ちがかたちになる瞬間に寄り添い、最適な提案を心掛けています。
本記事では、Calonならではの花束の魅力と、そこに込められたストーリーをお伝えします。ぜひご一読ください。
思わず立ち止まって見入ってしまう花束って?

お店でよく立ち止まって見入られている花束って、どんな特徴があるのでしょう?
やはり、色味がぱっと鮮やかな花束には、自然と目が留まる方が多いですね。特に、赤やブルー、ビビッドなイエローなど、写真映えするようなインパクトのある配色は足を止めてご覧になる方が多い印象です。
それから、Lサイズの大きめな花束や、12輪のプリザーブドローズの花束も「わあ、すごい…」という声がよく聞こえてきます。プロポーズや記念日に向けた“本気の花束”は、やはり存在感があります。
そうですね。シルバーやゴールドのかすみ草が入った高級感のあるデザインや、パームフラワーなど大きめのナチュラルドライに鮮やかな花を組み合わせた、“ドライフラワーらしい”アート性のあるブーケも、長く見てくださる方が多いです。
はい。たとえば、3月ならミモザ、5月なら母の日のカーネーション。季節商品はやっぱり注目度が高くて、「この時期ならではですね」とおっしゃっていただくことも。
それから、LEDライト付きのボトルフラワーも人気があります。実際にライトを灯すと雰囲気が変わるので、「ベッドルームでも楽しめるなんていいですね」と購入されるお客様もいらっしゃいますよ。
「この花束にしてよかった」——印象に残っているエピソード

これまでで、特に印象に残っているお客様とのやりとりはありますか?
はい、たくさんありますが…特に心に残っているのは、プロポーズのために12輪のプリザーブドローズの花束を選ばれたお客様ですね。
数週間後、そのお客様がパートナーの方とおふたりで再来店されたんです。今度はアフターフラワーサービスをご希望で。「プロポーズ、成功したんですね!」と、私たちも心の中でガッツポーズでした。
素敵すぎます…まさに花束が想いを形にしてくれた瞬間ですね。
そうなんです。他にも、「愛をイメージした花束をください」というご相談もありました。何かと思ったら、音楽アルバムのジャケット撮影用だったんです。花束がアートの一部になるって、すごく面白いなと思いました。
花束って、“贈る”だけじゃなくて、“表現する”ツールでもあるんですね。
本当にそう思います。たとえば、プレゼント用に探していたお客様が、推しグループのメンバーカラーが偶然入った花束を見つけて、ご自宅用に購入されたこともありました。
すべて一点ものだからこそ、「これは私のための花束だ」と思える瞬間に立ち会えているのだと思います。
花束選びって、想像以上に“ストーリー”がありますね。
特にプロポーズや大切な記念日でご来店されるお客様は、じっくり悩んで悩んで、ようやく一つに決められる方が多いです。でも、だからこそ、「これにしてよかった」と言っていただけたときの笑顔は格別です。
花束を選ぶ、その時間ごと贈り物に。

どんな花を贈ろう。
どんな色が似合うだろう。
想いを込めたその選択こそが、もうすでに贈り物なのかもしれません。
Calonの店頭では、今日もスタッフがそっとその時間に寄り添っています。
ふと立ち止まって、「自分ならどんな花束を選ぶだろう?」と想像してみるだけでも、少し心がやわらかくなる気がしませんか?

大切な誰かに、自分自身に、花束を。
あなたの“選ぶ瞬間”を、Calonでお待ちしています。
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